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ふたご座流星群が今年はスゴイ!

2015.12.4更新

ふたご座流星群

<ふたご座流星群>
撮影 : 2014.12.14 ©井川俊彦

毎年12月14日前後にピークを迎えるふたご座流星群。
一晩で見られる流星の数が最も多い上に、今年は好条件がそろって、特にたくさん見られる!かもしれませんよ。
まず極大(たくさん流れる)時刻が12月15日3:00と深夜であること。
さらに月は14日19:00過ぎ、早めに沈んでしまって、その後はずっと月明かりのない暗い夜空となること。
これは数年来の好条件! 見なきゃソン!!

輻射点(流星の出発点)であるふたご座は2:00前後に天頂付近に昇って一晩中見えているので、流れ星が見られる時間も長くなります。
5等星ぐらいまで見える郊外ならば1時間あたり50〜60個、天の川が見えているような場所ならば100個以上見えるかも!?
「流れ星を写真に撮りたい」方は、広角レンズをつけて長めの露出時間で何枚もシャッターを切り続けましょう。


オススメ時間帯

1位 : 14日20:00頃~15日明け方(特に深夜~未明)
2位 : 13日20:00頃~14日明け方(特に深夜~未明)

科学情報誌「So-TEN-Ken」Vol.57より転載。

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