天文部応援中!

WEB講座と課題

STEP 6
天体観望会の企画を練ろう
-1.テーマを決める

2015.1.23更新

「見せたい天体」

天体観望会は、天体望遠鏡や双眼鏡で星を見せて終わり、ではありません。
まずは主催者である部員たちが、その星について知り、その情報を整理して、わかりやすく参加者に伝える。参加者に、星についての理解を深めてもらうことが大切です。
それらを踏まえて、テーマとして取り上げる天体を選びましょう。

 

「見られる天体」

開催日がある程度、限られる場合は、まずその候補日に見える天体をリストアップしましょう。その中から、上記のような主旨に合う天体を選びます。

 

参考WEBサイト

 

例えばこんなテーマ…

「月」→ 最も見やすい天体で、晴天でなくても、雲間や薄雲越しでも観察することができます。ただし、月齢によって昇ってくる時間が違うので、注意が必要です。
観察ポイント : クレーターと海
月齢5 : 「豊かの海」「静かの海」などが見えます。
月齢10 : さらに「雨の海」「コペルニクス」「雲の海」「ティコ」が見えてくる。
月齢15 : 「ティコ」や「コペルニクス」などのレイ(光条)も見えてくる。
月齢20 : 月齢5で見えていた部分が陰になってくる。「晴れの海」「コーカサス山脈」などが見えてくる。
月齢25 : 「虹の入江」「ケプラー」「シラー」などが影を作り、見やすくなる。
その他のトリビア : 岩の性質が違うせいで、海によって色が若干違う。
   「ティコ」の中心には、富士山と同じぐらいの大きさの山があるらしい。
   月面図で「虹の入江」を見ていると、人の顔に見えてきた!?

-2. プログラムを決める

テーマに選んだ天体の理解をさらに深めてもらうため、あるいはそれ以外の天体の魅力を伝えるため、観望以外のプログラムも充実させましょう。
過去に文化祭で発表した企画など、これまでの活動を活かすのも一案です。

 

例えば…

  • 今日の星空解説
    観望会でみる星や星座について説明する。
  • 冬の星座クイズ
    様々な星座が描いてあるカードの中から、冬の星座を選ぶ。
  • 冬の夜空の見どころ紹介
    プラネタリウムや星図を使って、話題性の高い天体について説明する。
  • 惑星クイズ
    「太陽系で最も生物がいる可能性が高い星は?」「木星に大赤斑ができる理由は?」ここでは、正解を教えるとともにわかりやすく解説することも重要です。
  • 太陽系を体感
    地球を含め、惑星の大きさを実感できる模型を作成する。
    それぞれ惑星と太陽との距離を体を動かしながら当てる。

白鴎高校(2013年度参加校)では、この「星マスターカード」を用意。天体望遠鏡でこの天体を観測したり、星座解説を聞くと、このカードがもらえる。来場者はこのカードをたくさん集めて「星マスター」を目指す。

集めた「星マスターカード」の総ポイント数によって「ナイト」「キングorクイーン」「レジェンド」の称号が決まる。写真は表彰式。(2013 / 白鴎高校)

惑星モデル

長い廊下を利用して、惑星の模型を展示。太陽からの距離や大きさの縮尺を正確に行い、距離感と大きさの感覚を体験してもらう。(2013 / 東京成徳大学中学校高等学校)

ページの先頭へ戻る