全国家庭顕微鏡普及協会

第1部「全国家庭顕微鏡普及協会」誕生!
第4話 顕微鏡写真に挑戦だ…

ミジンコ

ミジンコ(100倍)

今まで父さんにいろんなことを教わって、ボクはたくさんのものを顕微鏡で見られるようになった。
中にはビックリするぐらいきれいな姿をしているものもあって、何回でも見てみたくなるんだ。
「これが写真にできたらなぁ…。でも顕微鏡写真となると、専用の道具をそろえないと…」
悩んでいるボクに父さんが言った。
「目で見えるものなら、ほとんどが写真に写せるぞ」
「え、ホント?」

まずはカメラを近づけて簡単撮影


さっそくチャレンジ…ということで、父さんにデジタルカメラを借りた。
「ピントは無限遠に固定するんだ。ストロボはオフにして、露出はオートでいい」
と教えてもらって、カメラのレンズを顕微鏡の接眼レンズに近づけて撮影してみた。カメラが接眼レンズにぶつからないように注意しないと

練習を重ねてしくみを理解しよう

筒アダプター製作手順1

▲ ラップの芯筒を用意。レンズの飛び出す長さを見て長さを決めよう。


筒アダプター製作手順2

▲ 切った筒の中に、黒い紙を丸めて入れて、筒と同じ長さに切るための目印をつける。

「あ、何か写ってる…でも、余計な光が入っているし、真ん中に入れるのが大変だ」
そこで父さんがすすめてくれたのが、筒アダプター。
食品ラップの芯筒と黒い紙だけで、顕微鏡の接眼部とカメラのレンズがすつぽり入る長さの筒を作る。これだけの工夫で、とってもよく写るようになった。光源の明るさや絞りをいろいろと調節してどんどん撮ってみる。
デジカメなら何度も撮り直しができるし、たくさん撮れるから撮影のしくみやコツがよくわかる。
「上達したら、もっと楽に撮影できる本格的なアダプターを買ってもいいね」
と父さんが言った。
たくさん練習してもっと上手になろう! そしてお小遣いも貯めなきゃね。

“筒アダプター”をグレードアップする

筒アダプター製作手順3

▲ 目印のところで黒い紙を切って再び筒の中に入れて、できあがり。カンタンだ!


筒アダプター製作手順4

▲ 余分な光が入らずに、バッチリ撮れる。

ここで紹介した筒アダプターは、もっともシンプルな構造のもの。だから工夫しだいでいろいろとグレードアップできる。
例えば、接眼レンズと紙筒の太さを合わせるために、接眼レンズに厚紙を巻き付けて調節し、その厚紙を筒の内側に接着する(接眼レンズに接着しないこと)。これを顕微鏡に節としたら、カメラは筒に差し込んで軽く押しつけるだけで撮影できる(カメラレンズがぶつからないよう、筒の長さを調節しておくこと)。

顕微鏡愛好の心得

第四条「まず手軽な方法から挑戦しよう」

科学情報誌「So-TEN-Ken」Vol.16より転載。

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